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2度目のドバイ【ドバイでレンタカー2】

運転環境的に問題ないドバイでの運転を、一般的におススメ
されない理由は他にあった。


ドバイで運転できる人、それは・・・
イギリスと大阪で運転出来る人。



どーゆーことか、っちゅーとですが、まず、日本導入がニュースにも
なった、ラウンドアバウト(サークル)が体感的に判らないと、ドバイでは
運転できない。
ドバイ2レンタカー8
ドバイ2レンタカー9
アブダビには信号あるところがちょこちょこあったけど、ドバイは
信号はほとんど見てないです。上記写真はずいぶん小さなサイズの
ラウンドアバイトですが、ドバイの中心部はどこもかしこもお台場の
レインボーブリッジクラスのサイズでのラウンドアバウトばかりで、
方向感覚が若干おかしくなる中、曲がりたい方向が左だった場合
左に曲がるのに、一旦右に行く必要があり、かつ、一番右だと
道そのものから外れ(EXITし)てしまう、というのを、感覚的に
判っていないと、いかにgoogle先生の誘導が優秀でも、間違って
しまうんですよ。

ドバイ2レンタカー18

ラウンドアバウトの大きな特徴というか、なんというかですが、
“次の角(信号)”ってのが存在しないので、1本廻る道を間違うと
数キロ先まで行っての転回で戻る、みたいなことになります。ほんの
5㎞ぐらいの距離なのに、ラウンドアバウト→ラウンドアバウトの
組合せの複雑なでの道順だと、特に方向感覚を失ってしまい
リルートで、何度ラウンドアバウトを廻されたことか・・・。私の
不案内に、ダンナ激おこ。たった5㎞なのに30分かかった、なんて
こともありました。ドバイでは特にマリーナエリアが複雑ですが
運転できるかできないかは、イギリス(他ヨーロッパ)での
運転経験があり、ラウンドアバウトの交通ルール感覚が
わかっていれば、とりあえず第一関門クリアかと思います。


続いて第二関門、大阪篇。
120kmが制限速度なのですが、それは徐行ラインの走行速度で
これで遅い方。早い車はよりマッハの速さです。日本じゃまず見かけない
ランボルギーニやマセラッティなどを含む、早い高級車がゴロゴロ
走っています。おそらくドバイでは、砂漠&ハイウエイに実用的な大衆車
なのでは?なカイエンが、異様に多く、もちろん早い!そんなスピード感の
最中堂々あおられます。そして車間空けるとどんどん入られます。
ドバイは少なくて4車線、多くは6車線って道路です。車が入ってくるのが
隣のレーンからでなく、何本抜き??ってな斜め方向からの突撃もある。
繰り返しますが、走行速度120㎞は低速な道路で、です。入られて
しまうのはともかく、その次のラウンドアバウトでの方向転換のため
例えば右の方に行きたいとかなっても、簡単に入れてくれない。
120㎞超で鼻先ねじ込む度量が無いと、曲がれないのです。その上
ココ、ハイウェイでしたよね?って思わず二度見するような危険車も
たまにある。バンパー外れて走っている車と、ホイール外れそうな車に
遭遇しました。両方ともお近づきになりたくないので、フォードの
エンジンの回転数フル回転で大至急吹っ飛ばして遠ざかることになる。

また、ハイウェイ降りての一般道だと、別の注意力が要る。人も
横行する場所にも信号があるではなく、バンプで強制的に車を
止まらせての、人間は左右見て自己判断で渡る横断となる。
(ちなみにアブダビの信号は歩行者として渡ろうとしたら10秒で
赤になるシステムで、実質機能していない恐怖の信号だった)
車側からすると、走ってていきなりこんなパンプがあったりするので、
一般道は車間を空けていないと危ない。前の車の減速を目視で
確認し、自分も減速してバンプに対応するパターン。よく見ると
一応小っちゃーい注意看板ありますけどね。ただ、頭上でなく
道路わきに控えめにあるので、だいたい見逃す。
ドバイ2レンタカー6

とにかくいろんな意味でのハイレベルな運転技術が求められる。
平たく言うと、運転マナーがアレな大阪で、ばしばし運転できる
人なら第二関門クリアでしょう。




これはアメリカとかでもありますが、市街を離れた
砂漠の走行なんかは、100kmぐらいスタンド無いこともある。
ドバイ2レンタカー7
googleナビでの「近くのスタンド」の道中検索がわからず、どんどん
減るガソリンの残りにヒヤヒヤし、砂漠の真ん中で遭難するかと思ったが
砂漠にポツンあったスタンドはマジ神だった。通る車は全部寄ってました。
コンビニ併設で水や食べ物の販売もあって、現代のリアルオアシス。
ドバイ2レンタカー17


・・・ちゅーこともありえるので、ガソリン半分を切らないようにさえ
すれば、100kmぐらいの砂漠地帯の走行も問題ないかと。
レート良くないときでしたが、どこもリッター50円ぐらいです。
(ずっと4000回転走行だったので燃費の良さは感じられなかった)
また、セルフスタンドは無いので、必ず店員が居て、別にサービス料が
取られます。1点要注意なのは、市内から外れたスタンドだと
現金のみでカードが使えない場合もあるということぐらい。
ドバイ2レンタカー3






こんな感じですが、腕に覚えがあり、イギリスと大阪の運転に
支障ない方であればドバイの運転は楽しいと思います。
だって、こんなんですよ。
ドバイ2レンタカー4

まあ、こんなどこまでもまっすぐで、前にも後ろにも車のない道路は
他の国にもありすが、ドバイの場合、ドバイならでは、なことがある。

「いつかドイツのアウトバーンをかっ飛ばしたい」とか
思っている方にぜひ知っておいて欲しいのは、ここは展示会
レベルの高級スポーツカーが、ホントにその辺にいっぱい走って
いるってこと。スポーツカーがその性能を活かして、普通に走って
いるハイウェイで、追いかけっこ(?)で併走できるなんて
ドバイだけですよ。ドイツのアウトバーンに、こんなにも高級
スポーツカーがゴロゴロは居ません。ドバイの大衆車(予想)
カイエン率だけでも異常です。日本でいう、プリウスぐらいは居ます。

とりあえず、借りるのはコンパクトカーじゃない方がいいと思います。
流れに沿っているだけでかなりの高速走行なので、ずっとエンジン
4000回転で全くもって燃費がよろしなく、まあ、燃費はともかく、
そのせいでとにかくずっとうるさかった。ダンナは車降りるといつも
耳が遠くなってたし。

高級車がゴロゴロなドバイでは、ホテルだけでなく、たいがいの
商業施設にはバレットパーキングもあるので、ちと高くても、お高い
車借りてのドライブって過ごし方は、ここではアリかと思います。
ドバイっぽい感じですよね。また、ハイウェイだけでなく、モールの
バレットパーキングでも、どこの展示会?!みたいな高級車ズラリに
遭遇できますよ。モールの場合、スポーツカーより、ベントレーとかの
高級セダンが多いですが、見たことないような車ばかりなのは同じ。
作業車両ですら、日本じゃまず見かけないウニモグばっかりの国です。
ドバイ2レンタカー16




「ラクダに注意」だし
ドバイ2レンタカー5
車窓から見える~は、どこまでも続く砂漠。
ドバイ2レンタカー10
たまに道が砂に埋もれているのはご愛嬌。
ドバイ2レンタカー2





情報の乏しいドバイのレンタカー事情はこんなんです!
結論から言うと、ある程度海外旅行行ってる人なら、そこまで無理ではなく、
レンタカーのオプション保険と、自身の海外旅行保険はお忘れなくですが
むしろ、車好きなら、他の国には無い面白味のあるドライブができます。
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